みらいエコ住宅の補助金|2026年リフォームの対象工事と申請の流れ

みらいエコ住宅の補助金でリフォームしたい、大きな窓のあるリビング 暮らしのお金

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窓の断熱やトイレ・給湯器の交換に、国の補助金が出る。2026年は「みらいエコ住宅2026事業」という名前で、リフォームも対象になっています。

ただ、公式サイトを読むと「要件化工事」「トリガールーム」「義務基準」と聞き慣れない言葉が続いて、自分の家が対象なのかどうかが分かりにくいです。この記事では、みらいエコ住宅の補助金のリフォーム部分について、対象の家、もらえる金額、申請の流れ、注意点を順番に整理しました。

先に断っておくと、ここに書いたのは国土交通省や事務局の公式資料を読んでまとめた内容で、自分で申請した体験談ではありません。うちは中古住宅を買って3年目で、エコキュートは前のオーナーが付けたものを引き継いでいます。いつか交換するときにいくらかかるのか、補助金は使えるのかを把握しておきたくて調べました。公式ページへのリンクも載せているので、最後は必ずそちらで確認してください。

みらいエコ住宅の補助金とは?

みらいエコ住宅2026事業は、2025年度の「子育てグリーン住宅支援事業」の後継にあたる国の補助事業です。住宅の省エネ化(電気やガスの使用量を減らす工事)に対して、工事費の一部を補助してくれます。新築向けの枠もありますが、この記事で扱うのは今住んでいる家のリフォームの枠です。

対象になる工事は幅広く、窓の断熱、壁・床・天井の断熱、エコキュートやエコジョーズなどの給湯器、エアコン、節水トイレ、高断熱の浴槽、手すりの設置などのバリアフリー工事まであります。「どれか1つ工事すれば自動的にもらえる」わけではなく、決まった組み合わせの工事をした上で、ほかの工事にも補助がつく仕組みです。この点は後で詳しく説明します。

対象になる家と期限

まず、自分の家が対象かどうかです。公式サイトによると、条件は次の通りです。

対象の家 2016年(平成28年)12月31日以前に新築された、人が住むための家
家の種類 戸建て、マンションなどの共同住宅、賃貸住宅のいずれも対象
工事の着手日 2025年11月28日以降に始めた工事
予約申請の期限 2026年11月16日まで
交付申請の期限 遅くとも2026年12月31日まで

期限はどちらも「予算の上限に達したら、その時点で終了」とされています。事務局サイトでは予算の消化状況も公開されていて、2026年10月6日時点のリフォームの消化率は8%と表示されていました。今すぐ慌てる状況ではなさそうですが、年末に近づくほど申し込みが増えるはずなので、やると決めたなら早めに動いたほうが安心です。

賃貸住宅も対象で、個人のオーナーも法人のオーナーも使えます。中古住宅を買ってリフォームする場合や、買い取って再販する場合も対象と書かれています。

みらいエコ住宅の補助金をもらうには「要件化工事」が必要

ここが一番つまずきやすいところです。みらいエコ住宅の補助金は、次の2段階で決まります。

  1. まず「要件化工事」(補助をもらうために必要な工事の組み合わせ)を行う
  2. そのうえで、ほかの補助対象工事ごとの金額を合計する(ただし上限あり)

要件化工事は、家全体ではなく1つの部屋で行います。外に面した窓やドアのある部屋を1つ選び、これを公式サイトでは「トリガールーム」と呼んでいます。リビングでも寝室でも子ども部屋でも構いません。公式のチラシにも「ひと部屋断熱でも可能」と書かれています。

要件化工事の中身は、チラシでは次のように整理されています。

  • 窓やドアの断熱改修(内窓をつける、窓を交換するなど)+壁・床・天井などの断熱改修
  • 上の工事に加えて高効率のエアコンか給湯器の設置をすると、補助の上限額が上がる

どの組み合わせが必要かは、窓の性能によって変わります。高性能な窓なら、窓の断熱改修だけで要件を満たせる場合もあるそうです。ここは個人で判断しにくいので、事業者の見積もりのときに「この部屋でこの工事なら要件を満たしますか」と聞くのが確実です。

みらいエコ住宅の補助金はいくらもらえる?

家の築年数で決まる上限額

補助額の合計には上限があり、家が建った時期と工事の内容で変わります。ここでいう「義務基準」「次世代省エネ基準」は、家の断熱性能をどのレベルまで上げるかの区分です。

家の新築時期 義務基準 次世代省エネ基準
平成3年(1991年)以前 100万円/戸 50万円/戸
平成4年〜平成28年 80万円/戸 40万円/戸

上限額の高いほうは、窓や壁の断熱に加えて、高効率のエアコンか給湯器も設置した場合です。この金額まで必ずもらえるという意味ではなく、あくまで「合計の頭打ち」です。

工事ごとの補助額の例

実際の補助額は、工事の種類ごとに決まった金額を足し算していきます。公式サイトに載っている金額の一部です。

工事 補助額
内窓の設置(性能区分Bの例) 大37,000円/中19,000円/小16,000円(1か所あたり)
エコキュート・ハイブリッド給湯機 45,000円/戸
エコジョーズなどの潜熱回収型ガス給湯器 30,000円/戸
高効率エアコン 52,000円/箇所
節水型トイレ 31,500円〜34,500円/箇所
節湯水栓 9,000円/箇所
高断熱浴槽 48,000円/戸

内窓は窓の大きさ(大・中・小)と、窓の性能区分で金額が変わります。上の表は性能区分Bの例で、ほかにも区分があります。給湯器やエアコンにも「年間給湯効率が一定以上」「省エネ性能の区分を満たす」といった条件があるので、どの製品でも対象になるわけではありません。

うちのようにエコキュートを引き継いで使っている家だと、交換のタイミングで補助がつくかどうかは大きいです。ただし、この補助金では給湯器も要件化工事とセットで考える必要があります。「給湯器だけ交換して補助をもらう」ことはできない点に注意してください。

申請は自分ではなく「みらいエコ住宅事業者」がする

この補助金は、個人が役所に書類を出して申請する形ではありません。工事を頼んだ「みらいエコ住宅事業者」が、工事発注者の代わりに申請し、受け取った補助金を発注者に還元する仕組みです。チラシにも、交付申請は工事が完了したあとに事業者が行うと書かれています。

つまり、次のことが大事になります。

  • 工事を頼む会社が、みらいエコ住宅事業者として登録されているかを先に確認する
  • 事業者と工事請負契約(工事をお願いする正式な契約)を結ぶ。自分で施工した分は対象になりません
  • 工事の前と後の写真が必要になる。給湯器やエアコンなどは、工事前の写真を撮り忘れると補助の対象外になる

事業者は公式サイトのみらいエコ住宅事業者検索で探せます。工事前の写真は、頼んだ会社が撮ってくれるのが普通ですが、念のため「工事前の写真は撮りますか」と聞いておくと安心です。

ほかの補助金との併用と注意点

補助金は重ねて使えることもあれば、使えないこともあります。公式サイトに書かれている主な注意点は次の通りです。

  • 給湯器は「給湯省エネ2026事業」などで、より高い補助が受けられる場合がある。ただし同じ製品について、複数の補助事業に重ねて申請することはできない
  • 国の別の補助制度と、同じ工事で重ねてもらうことはできない
  • 自治体の補助金は、国のお金を使っていないものなら併用できることがある

自治体の補助金は、住んでいる市区町村のホームページで「住宅 リフォーム 補助」などと調べると見つかることがあります。併用できるかどうかは自治体ごとに違うので、申請の前に窓口へ確認してください。

制度の内容そのものに迷ったときは、事務局の問い合わせ窓口(0570-081-789、9:00〜17:00、土日祝も受け付け)に聞く方法もあります。

業者の選び方と見積もりのとり方

補助金を使うなら、見積もりの段階で次の3つを聞いておくと、あとで困りにくいです。

  1. みらいエコ住宅事業者として登録されているか
  2. 自分の家と、選んだ部屋の工事で、要件化工事を満たせるか
  3. 補助金の申請から受け取りまで、どのくらい時間がかかるか

1社だけの見積もりだと、工事内容も金額も比べようがありません。リフォームの見積もりを複数社から集めたいときは、一括見積もりサービスも選択肢になります。たとえば魅力的なリフォーム事例を多数公開中【リショップナビ】でお見積りのようなサービスがあります。ただ、サービスに登録している会社がすべて「みらいエコ住宅事業者」とは限りません。申し込むときの要望欄などで「みらいエコ住宅の補助金を使いたい」と伝え、対応できる会社かを必ず確かめてください。

設備の交換費用の目安は、こちらの記事にもまとめています。

よくある質問

Q. 窓を1か所だけ交換しても補助はもらえる?
A. 基本的には難しいです。補助の入口になるのは、選んだ1部屋での要件化工事です。窓1か所の交換だけでは条件を満たさないことが多いので、事業者に部屋の窓の数や性能を伝えて確認してください。

Q. 賃貸に出している家でも使える?
A. 使えます。賃貸住宅も対象で、個人のオーナーも法人のオーナーも利用できます。

Q. すでに工事を始めてしまった。もう間に合わない?
A. 2025年11月28日以降に着手した工事なら、対象になる可能性があります。ただ、みらいエコ住宅事業者と契約していることが前提です。まず工事を頼んだ会社に、事業者登録の有無を聞いてください。

Q. 築年数が分からない場合は?
A. 建物の登記事項証明書や固定資産税の通知書、購入時の重要事項説明書などで新築時期が分かります。分からなければ事業者に相談してください。

Q. 予算がなくなったらどうなる?
A. 予算の上限に達した時点で受け付けは終了します。公式サイトで消化状況が公開されているので、定期的に確認してください。

みらいエコ住宅の補助金のまとめ

  1. 対象は2016年12月31日以前に新築された家で、戸建て・マンション・賃貸のどれでも使える
  2. 補助をもらうには、1部屋で「要件化工事」を行う必要がある。窓だけ、給湯器だけの工事では補助にならない
  3. 申請は工事を頼んだ「みらいエコ住宅事業者」が代わりに行う。契約前に事業者登録を確認する
  4. 期限は予約申請が2026年11月16日、交付申請が12月31日まで。予算がなくなれば早く終わる

補助額は工事の内容や家の築年数でかなり変わるので、まずは自分の家の築年数と、リフォームしたい場所を整理するところから始めてみてください。制度の最新情報は、公式のみらいエコ住宅2026事業(リフォーム)のページで確認できます。

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